蓄電池とは?

 電気を貯めておいて、必要なときに使うことができます。電池自体の仕組みとしては、携帯電話の充電池や車のバッテリーと同じです。鉛蓄電池やリチウムイオン蓄電池などの種類がありますが、性能と寿命の高さから、現在はリチウムイオン蓄電池が主流となりつつあります。

 

 

蓄電システムの構成 

 ご自宅の分電盤に配線工事を行い、電力会社と系統連系をして蓄電池に充電、必要なときにご家庭内に電気を供給します。太陽光発電から充電することもできます。

 

 

 

 

 

蓄電池の活用 

非常時の備え

 停電の時に、あらかじめ指定した分電盤に自動的に電気を供給します。災害など万が一の時にも、照明やテレビ・冷蔵庫などが使えるのでとても安心です。太陽光発電システムと組み合わせれば、電力の自給自足に近づくことも可能です。

 

 

 

 

電気代の節約

 通常は深夜に電気を貯めておき、それを日中・朝晩に使います。深夜電力は朝昼晩の電気より安くなるので、電気代を節約することができます。

 

 

 

太陽光発電との組み合わせでさらに有効に

 

 

 

 

 お屋根で作った電気の自家消費を減らすことで、売電量を増やすことができます(押し上げ効果)。「ダブル発電」となり売電の単価は下がってしまいますが、太陽光発電システムの容量が小さいお宅では、全体の売電金額を増やせる場合があります。

 

 

 

 

 売電中の放電をストップすることにより、売電価格を下げることなく売電でき、朝晩の買電を抑えることができます。